小川裕充 Ogawa Hiromitsu

  1. 履歴
  2. 業績編著書論文
2009年4月30日現在
  
1.  履歴
1948年、大阪市生まれ。73年、東京大学教養学部教養学科卒業、同大学院人文科学研究科博士課程中退(美術史学専攻)。79年、東京大学助手。東北大学・東京大学助教授を経て、92年より、東京大学東洋文化研究所教授。その間、ハイデルベルク大学藝術史研究所客員教授、北京日本学研究センター客員教授を歴任。美術史学会代表委員(2000-02年度)、東方学会理事。

2.  業績
編著書
1981 『海外所在中国絵画目録(東南アジア・ヨーロッパ編)』(鈴木敬氏他と共編)東京大学東洋文化研究所付属東洋学文献センター叢刊別輯3
1982 『日本所在中国絵画目録(寺院編)』(戸田禎佑氏他と共編)東京大学東洋文化研究所付属東洋学文献センター叢刊別輯4
1982 『日本所在中国絵画目録(博物館編)』(戸田禎佑氏他と共編)東京大学東洋文化研究所付属東洋学文献センター叢刊別輯6
1982-83 『中国絵画総合図録』(鈴木敬氏に協力)東京大学出版会
1983 『中国の花鳥画と日本 花鳥画の世界10』(戸田禎佑氏と共編著)学習研究社
1992 『海外所在中国絵画目録 改訂増補版(ヨーロッパ編)』(戸田禎佑氏他と共編)東京大学東洋文化研究所付属東洋学文献センター叢刊別輯17
1994 『海外所在中国絵画目録 改訂増補版(アメリカ・カナダ編)』(戸田禎佑氏他と共編)東京大学東洋文化研究所付属東洋学文献センター叢刊別輯18・19
1997 『海外所在中国絵画目録 改訂増補版(東アジア編)』(鈴木廣之氏他と共編)東京大学東洋文化研究所付属東洋学文献センター叢刊別輯21
1997 『週刊朝日百科 日本の国宝 18号 京都/大徳寺』(編著)
1997 『故宮博物院 1 南北朝ー北宋の絵画』(監修)NHK出版
1998 『舊詩帖』中央公論美術出版製作
1998 『日本所在中国絵画目録 続編』(藤田伸也氏他と共編)東京大学東洋文化研究所付属東洋学文献センター叢刊別輯22
1998 『故宮博物院 2 南宋の絵画』(監修)NHK出版
1998 『故宮博物院 3 元の絵画』(監修)NHK出版
1998 『故宮博物院 4 明の絵画』(監修)NHK出版
1998 『世界美術大全集 東洋編 5 五代・北宋・遼・西夏』(共編著)小学館
1998-01 『中国絵画総合図録 続編』(戸田禎佑氏と共編)東京大学出版会
1999 『故宮博物院 5 清の絵画』(監修)NHK出版
2004 『慶雲 小川勝正全歌集』(共編)砂子屋書房
2008 『臥遊 : 中国山水画-その世界』中央公論美術出版
 
論文
1980 「華北と江南―中国絵画史の図式」 『週刊朝日百科 世界の美術 94号 五代・宋時代の絵画と書』
1980 「唐宋山水画史におけるイマジネーション (上)(中)(下)」『国華』1034・1035・1036号
1980 「郭煕筆 早春図」『国華』1035号
1981 「雲山図論―米友仁「雲山図巻」について」『東京大学東洋文化研究所紀要』86
1981 「院中の名画―董羽・巨然・燕粛から郭煕まで―」『鈴木敬先生還暦記念 中国絵画史論集』吉川弘文館
1984 「近世初期画壇における伝統と創造―特に中国的伝統の把握とその再解釈をめぐって 俵屋宗達の場合―」『美術史学』第6号
1984 「江南山水画の空間表現について―董源・巨然・米友仁―」『アジアにおける山水表現』国際交流美術史研究会
1986 「雲山図論続稿 (上)(下)―米友仁「雲山図巻」とその系譜」『国華』1096・1097号
1987 「壁画における<時間>とその方向性―慶陵壁画と平等院鳳凰堂壁扉画」『美術史学』第9号
1988 「牧谿―古典主義の変容 (上)」『美術史論叢』4
1989 「大仙院方丈襖絵考 (上)(中)(下)」 『国華』1120・1121・1122号
1989 「聚光院方丈の創建年代について」『美術史論叢』5
1989 「台北故宮博物院の収蔵―中国絵画鑑蔵史序説―」『季刊 墨スペシャル 創刊号 台北故宮博物院の書』芸術新聞社
1989 「泉涌寺蔵 俊芿律師・南山大師・大智律師像(三幅)」山根有三先生古稀記念会編『日本絵画史の研究』吉川弘文館
1990 Japanese Studies on Asian Fine Arts:1973-1983(The Centre for East Asian Cultural Studies, Tokyo)
1991 「明画続録小考―相国寺蔵 文正筆 鳴鶴図(対幅)と関連して―」『美術史論叢』7
1991 「李公年筆山水図」(小田島俊氏と共著)『美術史学』第13号
1991 「日本における東洋学の動向とその展望」『秋山光和博士古稀記念美術史論文集』便利堂
1991 “The Relationship between Landscape Representations and Self-Inscriptions in the Works of Mi Yu-jen”
Alfreda Murck & Wen C. Fong ed. Words and Images: Chinese Poetry, Calligraphy and Painting
(The Metropolitan Museum of Art and Princeton University Press, New York & Princeton)
1992 「薛稷六鶴図屏風考―正倉院南倉宝物漆櫃に描かれた草木鶴図について―」『東京大学東洋文化研究所紀要』117
1992 “Sinoiserie around Japonaserie:A Study of Japonaserie:Oiran (after Keisai Eisen) by Vincent van Gogh"『美術史論叢』8
1992 「李唐筆万壑松風図・高桐院山水図―その素材構成の共通性について」『美術史論叢』8
1992-03 「黄筌六鶴図壁画とその系譜 (上)(下)」『国華』1165・1297号
1992 「中国絵画―東アジア国際様式の消長」『日本美術全集 12 水墨画と中世絵巻 南北朝・室町の絵画Ⅰ』講談社
1993-94 「相国寺蔵 文正筆 鳴鶴図(対幅) (上)(中)(下)」『国華』1166・1181・1182
1995 「武元直の活躍年代とその制作環境について」『美術史論叢』11
1995 「大仙院方丈の所謂「増築」問題について」『美術史論叢』11
1996 「徽宗筆 瑞鶴図巻」『美術史論叢』12
1996 “The Continuity of Spatial Composition in Sung and Yuan Landscape Painting” Maxwell K. Hearn & Judith G. Smith ed.
Arts of the Sung and Yuan(The Metropolitan Museum of Art, New York
1997 「牧谿筆瀟湘八景図巻の原状について」『美術史論叢』13
1997 「山水・風俗・説話―唐宋元代中国絵画の日本への影響」『日中文化交流史叢書[7] 芸術』大修館書店
1998 「書画と美術」『美術史論叢』14
1999 「乾隆帝の四名巻」『故宮博物院 15 乾隆帝のコレクション』NHK出版
1999 “The Chinese Painter Muqi”in Memoirs of the Research Department of The Toyo Bunko No.57.
2000 「北宋時代の神御殿と宋太祖・仁宗坐像について」『国華』1255号
2000 「日本における中国絵画史研究の動向とその展望―宋元時代を中心に」『美術史論壇』10、ソウル、韓国美術研究所
2001 「中国絵画の古典性とは?―日本絵画史にとってのそれを中心に」『美術フォーラム21』第4号
2001 「書画総論 画論」『中国思想文化事典』東京大学出版会
2001 「ヨーロッパでも 日本でもない インドでもない 中国の絵画とは」『アジアを知れば 世界が見える』小学館
2002 「雪舟―東アジアの僧侶画家」『国華』1276号
2002 「『中国絵画総合図録』『同 続編』の刊行に寄せて ―著録の歴史の流れの中で」『美術史論叢』18
2002 「四方の大地 四季の風光 ―環日本海美術の千年紀」『日本海学の新世紀 2 環流する文化と美』角川書店飛鳥企画
2003 「中国山水画の透視遠近法 ―郭熙のそれを中心に」『美術史論叢』19
2003 「美術史学における研究とは? ―大学と美術館・博物館との学術交流について」『美術史論叢』19
2003 「書画のアジア 彫刻のアジア 建築のアジア 美術のアジア ―アジア美術とアイデンティティー 序説」『アジア学の将来像』東京大学出版会
2004 「応挙が求め続けたもの―人類美術の視座」『藝術新潮』2月号
2004 「『美術叢書』の刊行について―ヨーロッパの概念"Fine Arts"と日本の訳語「美術」の導入」『美術史論叢』20
2005 「従燕文貴作品中的透視遠近法看中国山水画透視遠近法之成立」『故宮学術季刊』台北:国立故宮博物院 第23巻第1期。
2006  “Lines or Planes: Painterly expression in the Five Dynasties and Song Dynasty”『美術史論叢』22
2006 「「五代・北宋の絵画」特輯に当たって」「五代・北宋の絵画―伝統中国の歴史的・文化的アイデンティティーの淵源」「燕文貴筆 渓山楼観図」『国華』1329号
2006 「中国山水画的透視遠近法—論郭熙山水画」上海博物館編『千年遺珍国際学術研討会 論文集』上海:上海書画出版社
2007 「東洋學の現状とその課題--[東方学会]創立六十周年記念」『東方学』114(共著)
2008 「宋代の用絹法についてー両宋歴代皇帝坐像を中心に」『美術史論叢』24
2008「五代・北宋絵画的透視遠近法—中国伝統絵画的規範」『開創典範:北宋的藝術与文化研討会論文集』台北:国立故宮博物院
2009「五代・北宋絵画の透視遠近法—伝統中国絵画の規範」『美術史論叢』25(論文2008「五代・北宋絵画的透視遠近法—中国伝統絵画的規範」の日本語原文)
2009 「水墨画と着色画―その世界観・素材美」『筆墨の美 水墨画 静嘉堂の水墨画名品選』展図録 静嘉堂文庫美術館 
2010「中国山水画の透視遠近法ー燕文貴のそれの成立まで」『美術史論叢』26(論文2005「従燕文貴作品中的透視遠近法看中国山水画透視遠近法之成立」の日本語原文、 中文『故宮学術季刊』(慶賀八十週年院慶特刊)第23巻第一期、台北国立故宮博物院)